不当顧客誘因?2010/05/02

目下、ゼミで郷原信郎『「法令遵守」が日本を滅ぼす』という本を読んでいる。この中に「不当顧客誘因」ということばが出てくる。不当なやり方でお客さんに商品を買ってもらう、ということだそうである。世の中、一番の不当顧客誘因だと思うことがある。至る処の学校で教えている「英語」なるものである。Englishの訳であろうが、すくなくとも戦後占領期以来、これは明らかにAmericanであろう。英語と言うから、Queen's Englishだと思うのは自然であろう。だが、とてもとても。至る処の学校で教えているのは、英会話でなく、米会話であり、英語学校ではなく米語学校であろう。米語で慣れた耳には、英国人がしゃべることは理解できない。米語と聞くと、品が下がるとでも言うのであろうか。最近は、若者も米語を学ぶためにアメリカ留学するものが減少しているそうである。英語学校の大手がつぶれている。そこで、子どもに目をつけた。最近では、小学校から米語を教えるようになっている。親は、子どものためなら米語を一生懸命習わせるであろう。ただし、英語、ということで。やれやれ。不当顧客誘因の極みである。

第三次琉球処分2010/05/05

本土の人間、東京の人間には、わかるまい。三度目の正直と思っていたら、また石を与えられた。琉球独立の選択肢を真剣に考えるときではないだろうか。もうこれ以上、無関心、無知なる人々とつきあうことは、無意味である。それにしても、大手メディアのひどさ。「どうする、どうする」といっているだけ。逆に聞きたい。「あなたならどうする。あなたならどうする。泣くの、笑うの、死んじゃうの」、と。弱虫小僧が、安全地帯にいて、悪口を言っているようなもの。屁の突っ張りにもならぬ。こういう手合いを相手にしていたら、たちまちオオカミの前に放り出されるだけである。もはや、道は、3つしかない。琉球独立、琉球処分、基地の韓国への移転。
どれも現実的でないと考えるあなた。それなら、天につばすることになることを自覚すべきでは。

いまひとつの選択肢2010/05/09

先の記事で書いたこと以外のいまひとつの選択肢がある。それは、日本を、アメリカ合衆国の52番目の州にしてもらうことである。その代わり、合衆国市民としての権利義務が生ずるのは言うまでもない。しかし、現在のように変換効率が恐ろしく悪い日本の官僚組織を通じて、アメリカ合衆国の要求を日本に持ち込むより、まだましではないだろうか。そんな突拍子もない、という方。基地の中に沖縄があり、首都圏に広大なアメリカ合衆国の空域と空軍基地が置かれ、米兵犯罪を裁く裁判権もないような状態である。これを植民地状態と言わずして、なんと呼ぶべきであろうか。ここからすべての問題が生じているのである。であれば、第52番目の州になれば、基地設置についても、アメリカ合衆国国内法で規制されるに定まっている。空想的と言われることを覚悟の上で、このような考えもあるという見本を述べてみた。