目が内向き 目が米向き2011/03/28

ルモンドその他のフランスの新聞によると、毎日パリ上空を巨大な飛行船が飛んでいる。観光用か、さにあらず。日本の飛散した放射能が偏西風に乗って地球を一周し、二周し、アメリカ大陸やヨーロッパに降下している可能性がある。それを毎日計測しているのである。チェルノブイリの智恵であろう。アリタリア航空は、日本へのフライトを中止している(あまりも受けている路線ではないことも理由の一つか)。その他のヨーロッパ諸国の航空会社も日本へのフライトを制限している。なによりも、マンガやアニメで創り出された日本のイメージが木っ端微塵。日本に来ていた韓国・中国人は先を争って脱出。フランス人も2000人が脱出した。東京在住各国大使館も東京から脱出している。営々として創り出された日本のイメージが木っ端微塵。これからの対外関係の再構築には、恐るべき時間と努力がいるだろう。日本では、各国からの援助隊の活動も全く報道されない。原子力空母ロナルド=レーガンと自衛隊があるから十分なのだろう。アフリカ諸国より受け入れ体制がない、といわれているそうな。そして、日本のイメージで伝わっているのは、カミカゼである。被爆しても、命をかけて調べに行くというのは信じられない。フランスからは完全ロボットのカメラが送られたのに、日本で使ったという報道はない。美談、美談の洪水である。

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