偲ぶ会2012/05/05

去る3月29日(木)、東京都内において、故瓜生洋一を偲ぶ会が行われました。
年度末の大変お忙しい中でありながら、遠方からも多くの諸先生方がご参加くださいましたこと、家族を代表しまして心から御礼を申し上げます。
また、このように御礼が遅くなりましたこと、大変失礼をいたしました。

家族では知りえなかった外における研究者として、教育者としての父の姿を、皆様のお話などから伺うことが出来たことは、大変貴重な機会でした。
先生方のスピーチを拝聴しながら、時に笑いが起こり、また涙を浮かべることもありました。
そして、父が皆様に大変愛されてきたのだと思い、大変嬉しく感じました。
会の最後には、父の写真に向けて一本締めも行うなど、始終明るく過ごすことが出来ました。

開催当日まで準備を行ってくださいました事務局の先生方、お忙しい中ご参加くださった諸先生方、また突然のお知らせに対して丁寧なご返信をくださいました皆様に重ねて御礼申し上げます。
研究、教育など様々な活動を通じて、父と交流してくださいまして、本当に有難うございました。

先日、父と親しくしてくださっていた外国人研究者の方が、我が家を訪ねてくださった時、母と私たちに仰ってくださった言葉があります。

「URIUは、貴方がURIUのことを考えた時、話している時、たしかにここに存在する。今も生きている。」

その言葉を聞いて、家族と家族ぐるみで親しくしてくださっている方から、伝えられた言葉を思い出しました。

「人は2度死ぬ。1度は命が消えてゆく死、もう1度は人々の記憶から消えていく時(故人を覚えている人がいなくなる時)」

私たち家族は、それぞれに日々折に触れて父のことを考えています。
そうやって思い続けて行く限り、父は私たちの傍にいてくれる。
そう信じて、日々を精一杯生きて行こうと思っております。

生前の父と親しくしてくださった方々にも、何かの折に触れて父のことを少しでも思いだしていただけたらと願うばかりでございます。

まとまりのないままで申し訳ありません。
ブログの過去記事の方も、少しずつですが追加しております。
全て追加し終わった時には、改めてこちらでご報告させていただきたく思います。